インド高速鉄道建設プロジェクト(ムンバイ・アーメダバード間)信号通信工事における技術支援業務に関する覚書締結のご報告

2024年04月24日

当協会は4月11日、インド高速鉄道建設プロジェクト(ムンバイ・アーメダバード間、延長約510キロ)の電気システム分野の工事において、工事の発注者であるインド国家高速鉄道公社(NHSRCL)の代理・代行業務を行う、日本高速鉄道電気エンジニアリング株式会社(JE)と、インド高速鉄道建設プロジェクトにおける信号通信工事の技術支援サービスに関する覚書を締結いたしました。

インド高速鉄道建設プロジェクトは、2015年12月の日印首脳会談とその共同声明で、日本の高速鉄道技術(新幹線システム)を採用することで合意されています。JARTSでは既に同プロジェクトの軌道工事受注者の技術者に対しての教育訓練・認証業務を行っておりますが、今回新たに信号通信工事受注者に対して、日本の信号通信システムの設計・施工方法についての座学・実習を行う技術支援サービスを提供いたします。

JARTS事務所内で行われた調印式にはJEの河野春彦社長、JARTS志村務理事長をはじめとした関係者が出席し、業務範囲やサービス約款などを定めた覚書に署名いたしました。今後、信号通信工事の受注者が確定後、順次申し込みを受け付け、技術支援サービスを開始する予定です。

 

調印式後、記念撮影する関係者

(中央前列左:志村理事長、同右:JE河野春彦社長)

 

 

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