インド国家高速鉄道公社(NHSRCL)総裁とJARTS理事長が面談

2023年06月27日

(一社)海外鉄道技術協力協会(JARTS)は、インド国家高速鉄道公社(NHSRCL)と2021年に締結したMOU(覚書)に基づき、マハラシュトラ州ムンバイとグジャラート州アーメダバード間の508kmを結ぶ、インド初の高速鉄道プロジェクトの軌道建設工事に従事する核となる技術者に、日本人技術者が日本の新幹線のスラブ軌道敷設工事に関する知見やノウハウを提供する教育訓練・認証事業(T&C事業)を実施しております。

 

 この度、2023年6月1日にJRATS志村理事長がNHSRCL本部を訪問、同公社総裁のプラサド氏と面会し、教育訓練の実施においては、事前にできる限り早期に情報の共有を図り、円滑な研修の実施に最大限努めていくことを合意しました。

 

また、面談に先立ち、2023年5月30日には志村理事長がグジャラート州スーラトで実施中の教育訓練を視察すると共に、コンクリート道床施工技術者向けコースの開講式に出席しました。当日は、理事長からオープニング挨拶を行い、受講生の正確な作業が日本の新幹線と同様の安全性に繋がっているとのメッセージを送りました。

 

写真1 JARTS理事長(写真右から3番目)とプラサド総裁(写真左から3番目)の面会/NHSRCL総裁室にて(2023.6.1)

 

写真2 開講式後の集合写真。当日はNHSRCLのシュタール氏(写真上段右から4番目)も開講式に出席/グジャラート州スーラトの教育訓練施設にて(2023.5.30)

 

 

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