インド高速鉄道プロジェクト「スラブ軌道建設技術者向け教育訓練」開講

2023年04月28日

(一社)海外鉄道技術協力協会(JARTS)は、4月25日、インド北西部グジャラート州スーラトの教育訓練施設において、インド高速鉄道のスラブ軌道建設に従事する技術者向けの教育訓練を開講しました。

本事業は、NHSRCL(インド国家高速鉄道公社)と2021年に結んだMOU(覚書)に基づき、マハラシュトラ州ムンバイとグジャラート州アーメダバード間の508kmを結ぶ、インド初の高速鉄道プロジェクトの軌道建設工事に従事する核となる技術者に、日本の新幹線のスラブ軌道敷設工事に関する知見やノウハウを全15コースにわたって提供するものです。

今回、工事管理者コースが開講となり、日本の専門家を講師として派遣し、NHSRCLの傍聴者を含む約20名のインドの技術者が受講し、活発な議論が交わされ好評を得ました。この事業を通じて、インドにおける初の高速鉄道路線の推進に貢献していくことを目指しています。

教育訓練に参加したインド技術者

JARTS保野教育・認証部長オープニング挨拶

NHSRCL Suthar氏オープニング挨拶

講義する日本人技術者

(写真はいずれもJARTS提供)

 

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