海外活動状況
インド高速鉄道教育訓練・認証事業(T&C事業)
インド高速鉄道建設プロジェクト(ムンバイ・アーメダバード間、延長約508キロ)では、日本の高速鉄道技術(新幹線システム)を採用することが両国間で合意されています。当協会は、同プロジェクトの軌道敷設工事に携わる技術者に対する教育訓練・認証事業(以下、T&C事業)を実施しています。
事業の概要
①訪日研修
軌道建設工事を行うインド企業の監理技術者及び軌道工事管理者が訪日し、日本のスラブ軌道建設現場を視察します。COVID-19の感染拡大により訪日を断念、映像教材の作成提供に変更しました。
②教育訓練・認証(T&C Service)
軌道建設工事の核となる技術者に、スラブ軌道建設工事経験のある日本人技術者による教育訓練(Training)と、修了証の交付(Certification)を実施します。職種に応じた15種類の教育訓練コースを設けており、インド国内の教育訓練設備で実施します(一部、他の場所で実施するコースもあり)。
③本線フォロー(Advisory Service)
T&C Serviceを修了した技術者が、教育訓練内容に従って実際にスラブ軌道工事を実施できているかチェックして助言を行うサービスをオプションとして用意しています。